2024年4月1日(月)からサテライトオープン予定の三楽病院(千代田区)にて、事業本部長の三枝が主任研修会の講師を務めました。
医療が「病院完結型」から「地域完結型」に転換していくなかで、患者の支援は入院前の外来から入院後の急性期、回復期、退院後の在宅療養に至るまで、地域全体で切れ目無くつなげるための支援が必要となると考えています。看護職は、地域包括ケアシステムの中核的担い手として、病院と在宅・施設をつなぎ、保健医療と看護福祉を繋ぐ役割が期待されており、入院した療養者の在宅移行支援を行うには、病院看護師と訪問看護師が連携し、継続した支援を行うことが求められます。
この4月より三楽病院敷地内にLCC訪問看護ステーションの設置と稼動が決まったことをうけ、『訪問看護師と病院看護師の看護職連携』を推進するため、在宅支援の理解と実践に関する知識を学び、主任看護師として地域連携を促進する能力を向上することを目的に、2023年度の主任会研修が開催されました。
主任研修会概要
日程:
2024年2月16日(金曜日)
主任会研修の目的:
主任看護師として地域連携を促進するための実践力が向上する
主任会研修の到達目標:
「訪問看護師が病院看護師に求める支援を理解し、訪問看護師との看護職連携を推進する」
1)敷地内訪問看護ステーションの概要や運用について理解することができる
2)訪問看護師が病院看護師に求める支援について理解することができる
3)訪問看護師との看護職間連携を効果的に行うため、実践に向けたフローを作成することができる
講義テーマ:
「敷地内訪問看護ステーションの概要や運用」について
「訪問看護師が病院看護師に求める支援について」
講師:
ライフ・ケア・コンシェルジュ株式会社
LCC訪問看護ステーション事業本部長
三枝克磨
研修会を終えて
当LCC訪問看護ステーションスタッフも参加したグループワークでは、たくさんの質疑応答があり、大変盛況でした!
何よりも、サテライトオープン前から、三楽病院 主任の皆様と顔を合わせ議論できたことが本当に有意義だと感じております。一方で、ここからがスタートなので、しっかりと病院と訪問看護の”連携の質”を高め、三楽病院、LCC訪問看護ステーションで良いサービスを届けていきたいと思っております。